アコムACマスターカード審査に通るか落ちるかの難易度を8項目から徹底解説

アコムACマスター

ACマスターカードは、審査が甘いクレジットカードなので審査に通るかが大事

アコムACマスターカードは、三菱UFJフィナンシャルグループに属しているアコムが発行するクレジットカードです。

ご利用できる限度額が10万から300万円となっており、返済方式が定率リボルビング方式となっています。

リボ払い専用カードですが、金額の設定によっては一回払いでスマートに返済も可能です。

国際ブランドのMasterCardのクレジット機能がついており、年会費無料になっています。

MasterCardは世界でも210を超える国や地域で使えるブランドなので、1枚あればとても便利に使うことができるクレジットカードです。

今回は、アコムACマスターカードの審査について、8つの項目から検証していきます!

1.アコムのグループ会社や実績、系統、信用情報機関と保証会社の4項目から比較する

1.アコムのグループ会社・関連会社

発行会社のグループ会社や関連会社を知ることに、何の意義があるのか?とお思いの方もたくさんいることでしょう!

ローンに限らず金融関係の事業を行う企業は、最近では銀行との再編や子会社化によって、金融機関とは切っても切れない関係となってきています。

銀行でも複数のローン会社を子会社化していたり、自行のローン商品の審査・保証業務を傘下の保証会社やローン会社に委託していることもあるため、「過去に関連会社のクレジットカードで事故を起こしてしまっていたため、審査に通るはずもなかった……」ということも考えられます。

逆に「関連会社のローンで一日も遅れることなく完済していたおかげで、銀行のローンに通りやすくなった」ということもありえなくはないのです。

ですから、まずは関連会社について知っていきましょう。

アコムは、三菱東京UFJ銀行の兄弟です。

アコムは、三菱東京UFJ銀行の親会社である「三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)」の連結子会社となっています。

他の主な兄弟会社としては、

  • 三菱東京UFJ銀行(都市銀行)
  • じぶん銀行(ネット専業銀行)
  • カブドットコム証券(ネット証券会社)
  • 三菱UFJニコス(クレジットカード会社)
  • ジャックス(クレジットカード会社)

があげられます。

アコムは三菱UFJフィナンシャルグループに属する企業に対する保証業務を請け負っている場合がありますので、上記の金融機関や企業でローンやキャッシングを利用しようとした際は、アコムでの利用状況が影響を与える可能性があると言えるでしょう。

アコムの主な連結子会社は、以下の通りとなります。

  • アイ・アール債権回収株式会社、(債権管理回収事業)
  • エム・ユー信用保証株式会社(信用保証事業)
  • EASY BUY Public Company Limited(タイ)
  • PT. Bank Nusantara Parahyangan, Tbk.(インドネシア)

持分法適用関連会社はエム・ユー・コミュニケーションズ株式会社(コンタクトセンターの請負および人材派遣業等)です。

その他アコムの系列企業にはマルイトグループがあります。

「マルイト」とは、アコムの前身となる「丸糸呉服店」をルーツとした企業で、現在はテナントビルやマンションの貸出、ホテル営業といった不動産事業を行っている会社です。

2.アコムの売上高

会社の売上は、すなわち「その会社がどれだけの貸付を行い、また利用者がたくさんいるのか?」という指標になります。

ローン会社の利益は「返済時の金利」で賄われています。

ですから、貸し付けた分だけ金利の収入も増え、売上が増える、という論理は理解しやすいのではないでしょうか。

また、貸付額が多いということは、その企業は融資に積極的である、ということの証明にもなりますよね。

次の表は、有価証券報告書にて発表された、2013年4月〜2014年3月までの売上をまとめたものになります。

系統 業者名 連結売上 単独売上





アコム 2,022億4,000万円 1,556億5,900万円
プロミス 1,948億800万円 1,647億2,800万円
アイフル 918億5,800万円 591億9,600万円
SMBCモビット 312億5,699万円


三井住友銀行
カードローン
3兆1,059億9,200万円
みずほ銀行
カードローン
2兆209億5,100万円
三菱東京UFJ銀行
カードローン
(バンクイック)
3兆5,994億2,800万円
住信SBIネット銀行
Mr.カードローン
(プレミアムコース)
472億9,600万円

アコムの2013年度の売上高は、以下の通りです。

連結:2,022億4,000万円

単独:1,556億5,900万円

上記の表を見て頂くとおわかり頂けると思いますが、主な消費者金融4社の中では連結では第1位、単独ですと第2位の売上高となっています。

それだけアコムは融資に積極的であり、なおかつ利用者も多い、という傍証になります。

3.アコムは大手の消費者金融です。

カードローンは、業者によって3つの分類に分けることができます

その内訳は、

  • 銀行系カードローン

……銀行や信用金庫といった金融機関自体が貸付を行う。総量規制(年収による貸付額の制限)の対象外。

  • 消費者金融系カードローン

……貸付業務を主業務として行っている、在野の企業。

  • 信販系カードローン

……信販会社が貸付を行う。クレジットカードの機能として付属している「キャッシング」は、ほとんどが信販系。

の3つとなります。

審査の通りやすさとしては、

銀行系カードローン

< 信販系カードローン・キャッシング

< 消費者金融系カードローン
という順序が妥当でしょう。

ただしアコムの場合は、三菱東京UFJ銀行を始めとした三菱UFJフィナンシャル・グループの保証会社としての業務も行っていますから、審査に関しては銀行系カードローンよりかはやや通りやすい程度と考えておいたほうがいいでしょう。

4.信用情報機関と保証会社

信用情報機関について

カードローンにおける審査とは、「この人にお金を貸して本当に大丈夫なのか?」ということを確かめるためのものです。

この際に企業側は必ず「個人信用情報」というものを参考にします。

個人信用情報にはカードローンの申込状況や返済状況だけでなく、クレジットカードの返済状況や、携帯電話の端末代を分割払いで購入した際の支払情報まで、全ての「後払いに関するお金の情報」が載っているといっても過言ではありません

ですから、過去5年ぐらいの間に他社の金融会社で返済の遅延・延滞があった場合は、必ず信用情報に記載されてしまっているのです。

個人信用情報は、日本では以下の3つの「個人信用情報機関」という情報収集機関によって管理されています。

  • JICC[(株)日本信用情報機構]

……貸金業やクレジット会社、リース会社などが主に加盟する機関。

  • KSC[全国銀行個人信用情報センター]

……都市銀行や地方銀行、信用金庫や農協、労金などのいわゆる「金融機関」が加盟する機関。

  • CIC[(株)シーアイシー]

……クレジットカード会社や信販会社、携帯電話会社や消費者金融の加盟する機関。

ローン会社は、上記のうちのどれかに必ず加盟をしています。

もし、過去の事故情報が掲載されている信用情報機関に加盟をしている場合は、確実に過去の情報が筒抜けになりますので、お金を借りられることはほぼできない、と考えて差し支えないでしょう。

逆に、そのローン会社が加盟していない信用情報機関に事故情報が載っている場合は、無事お金を借りられる可能性もあります。

系統 業者名 保証会社 JICC CIC KSC





アコム アコム
アイフル アイフル
プロミス SMBCコンシューマーファイナンス
SMBCモビット 株式会社 SMBCモビット


三井住友銀行
カードローン
SMBCコンシューマーファイナンス
みずほ銀行
カードローン
オリエントコーポレーション
三菱東京UFJ銀行
カードローン
(バンクイック)
アコム
住信SBIネット銀行
Mr.カードローン
(プレミアムコース)
SMBCコンシューマーファイナンス

アコムはJICCとCICに加盟しているため、審査の際にはこれらの信用情報機関に情報を照会します。

ですから、JICCとCICどちらかに遅延・延滞の情報が1つでも載ってしまっていると、アコムの審査に通る可能性は限りなく低くなってしまうでしょう。

自身の信用情報が不安なようであれば、郵送での開示を両者とも受け付けていますので、取り寄せてみることをおススメします。

保証会社について

保証会社とは、実際の審査を行う会社となります。

もしも「この人にはお金を貸して大丈夫」と審査を通した人が延滞を起こしてしまった場合は、この保証会社が融資元に返済分の補填をしてくれるのです。

実は、一見するとなんの関連性もなさそうなローン会社同士でも、同じ保証会社を利用している場合が多々あります。

ですから、過去に事故を起こしてしまった人は、同じ保証会社のローン審査には全く通らなくなってしまうこともあるのです。

アコムの保証会社は、アコム自体です。

また、以下の金融機関・企業で扱っているローンについても保証業務を請け負っています。

  • 三菱東京UFJ銀行:バンクイック
  • じぶん銀行:じぶんローン
  • スルガ銀行:ダイレクトA、イービジネスダイレクトローン・カード
  • セブン銀行:ローンサービス
  • 北海道銀行:ラピッドカード
  • 青森銀行:あおぎんカードローン<Aキャッシュ>
  • 山形銀行:山形銀行カードローン
  • 八十二銀行:はちにのかん太くんカード
  • 常陽銀行:常陽キャッシュピッド
  • 北陸銀行:クイックマン
  • 伊予銀行:新スピード カードローン/フリーローン
  • 西日本シティ銀行:NCBキャッシュエース
  • 長崎銀行:ながさきキャッシュエース

これらのローンで事故を起こしたことがある場合は、アコムの審査に通らない可能性がありますので、注意が必要です。

2.アコムACマスターカードの返済方法と分割手数料の2項目から比較する

5.アコムACマスターカードの返済方法

アコムACマスターカードの返済方法はリボルビング払いと一括払いが利用出来ます

アコムACマスターカードはリボ払い専用クレジットカードとなります。

繰上げ返済にも対応していますので、資金の余裕がある時にはまとめて支払うと、手数料を取られずに済むでしょう。

6.アコムACマスターカードの手数料

リボ払いの手数料が10.0%から14.6%となります。

他のクレジットカードに比べると手数料が高い方であるため、比較的他のカード会社よりも審査が通る確率があるでしょう。

3.アコムACマスターカードの発行スピードと口コミ・評判の2項目から比較する

7.アコムACマスターカードの発行スピード

アコムACマスターカードの発行スピードは、かなり早く最速で即日となっています!

審査自体には早くても30分かかるので、申込の時間によっては即日は難しいことがありますので注意が必要です。

なお、即日で受け取るためにはむじんくんでおなじみの「自動契約機」まで出向く必要があります。

8.アコムACマスターカードの口コミ・評判

ここで、アコムACマスターカードの口コミや評判を見ていきましょう。

指定期日までに一括支払すれば、手数料はかからないが、それを過ぎると自動的にリボとなり手数料が発生する。

リボの最低支払額が利用金額の3%と非常に低額なので、ボーっとしてると、なかなか元本が減らないので注意。

たとえば、10万円利用して、毎月最低支払額だけを返済していくとすると、84回(7年間)の支払期間で、総額14万円以上の支払が必要となる!

毎月の返済額が低いため、つい買い物を繰り返す内に、限度額一杯まで利用してしまい、なかなか元本が減らず、返済が長期にわたるため、事故の可能性も高くなる

したがって、毎月の利用は指定日までに一括で返済を、強く推奨する。

アコムのキャッシング用のカードを兼ねているため、会員番号などの記載もあり、買い物では出しづらいと思うが、念のため。

・クレジットカード関係のサイトで取得しやすいカードの筆頭格として名前の挙がるカードですが、世間一般で認識されているクレジットカードとは一味も二味も違っていると思います。

まずは取得方法ですが、ネットからの申込みもOKとなっておりますが、なんだかんだで源泉徴収や給与明細を持参して無人契約機や有人支店に出向くこととなるかと思います。
そこで一般的なクレカ審査以上に突っ込んだ審査をされることと思います。その辺りは消費者金融の審査と同等と思われます。

カードの特性上キャッシング枠≧ショッピング枠となる以上、信用情報上キャッシング専用カードとの違いがわからずクレヒスを構築してから他カードに・・・という思惑は全く持って意味の無い行為かと。(キャッシング専用カードとの見分けが付かない)
ポイント制度もなく、ETCカードも未発行という点でクレジットカードとして考えると、言葉は悪いですがサラ金カードに気休めでマスターを付けました という程度です。

結論:アコムACマスターカードの審査難易度は星5つです。

アコムの審査難易度:★★★★★

アコムACマスターカードの審査難易度は星5つです。

クレジットカードの中でも審査が甘く、非常に通りやすいカード会社の一つです。

定職があり、なおかつ収入があれば問題なく利用できるので、必要な方は利用してみると良いでしょう。

また発行までの時間がかなり短く自動契約機ことむじんくんを利用することをすればすぐに利用可能です。

急いでクレジットカードを作りたい人でもおススメできるクレジットカードと言えるでしょう。

ただ、当たり前のことですが審査の時に記載事項に偽りの情報を申告したり、雑な書き方をしてしまうと、審査で不審に思われて審査落ちしてしまうこともあるため、注意してください。

(参考:アコムACマスターカードは怖い?審査基準や申込手順を口コミを参考に解説!

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